2016/12/1
こんにちは。
かみきり屋でございます。
かみきり職人のひとりごとではこのお仕事ならではのおはなし、
例えば、
僕たちの使う道具についてや、定番メニューからオプションメニューについてのあれこれ、
スタイリングについてのあれこれ、髪についての意外と多い勘違いあれこれ、
まったく関係のない話あれこれ(笑)
等々・・
ひとりごとを書いている「かみきり屋」独自のブログです。
あくまでもひとりごとですので内容に意を唱えたい方は静かにスルーしてくださいね~<m(__)m
なんだかんだで前回の後にすぐ更新するはずが・・・・・
またまた間が空いてしまいました~(*_*;
お客様からも催促されていましたがなんせキーボード打つのに凄く時間がかかるんです・・・
いい訳ですがね・・・(:_;)
という事で前回の続きです。
前回の「乾かし方の巻 その壱」はこちらをクリック
↓
普段髪をタオルで拭く時の参考にしていただけたでしょうか??
特に今の季節は風邪や色々な流行り病も出てきますのでしっかり乾かす前にタオルで拭き取ってくださいね!
では、本当の乾かし方の巻です。
特に今の季節はエアコンなど暖房の影響もありますが、タダでさえ空気が乾燥しています。
なので、髪も必然と乾燥してパサパサに見えてしまう季節なのです。
ということで・・・
髪を乾かす際に
髪をパサパサに見せずに適度な水分を残しながら乾かすやり方をご紹介したいと思います。
水分を残しながらと言っても濡れている状態で終わる訳ではございませんのでご注意を。
まずはじめに大事になのは髪の毛を丸裸な状態で乾かさないことです。
丸裸の状態というのは髪に何も付けていない状態の事です。
やはり冬場の乾燥の影響を少しでも抑えるには乾かす前に髪の毛を保湿してあげることが大事なのです。
僕が普段かお客様にお勧めしているのは
ソフトタイプのヘアワックスです。
「えぇー、ワックスだとベタベタするから嫌だ~」
という方も多いかと思いますがダマされたと思ってやってみて下さい。
※まあ僕は人をダマすようなことは一切したことはありませんがね~|д゚)
あくまでも乾かす前に付けることが大事です!
乾かした後に仕上げとして付けるのとは訳が違って
●ワックスの適度な保湿力でしっとりサラサラな仕上がりになります。
●ワックスに備わっている適度なセット力のお陰でクセでうねる髪、ボリュームが出る髪、乾くと毛先がはねてしまう髪を適度に抑えてまとまりのある状態に乾きます。
という感じでなかなかいい感じに乾いてくれるのですよ~。
何度も言いますがダマされたと思ってお試しあれ~(*‘∀‘)
毛先のダメージがひどくパサパサ感がもろに出ている方はワックスに数滴のヘアオイルを混ぜたり、少量のヘアグロスを混ぜて付けてみるのも効果的ですよ!
※ご使用のヘアワックスの種類によっては向き不向きもございますのでご注意を!
ここまでのおさらいですが乾かす前に大事なのは・・・
●濡れた髪の毛を拭く際には優しく
●そして、髪の毛を丸裸の状態ではなく乾かす前のプレ処理で保湿できるものを付けてから乾かす。
です!
そして、これからがやっと乾かし方になります(;´∀`)
ここまで長かったですね~( ;∀;)
では、まずはじめにドライヤーのスイッチをONにしてください!
そこからかーい(笑)
てな訳で
髪を効率よくかつパサパサに乾かしすぎなようにするには乾かす順番があります。
《手順1》 根元を乾かす
《手順2》 毛先を乾かす
以上
簡単でしょう~!
でもそこのあなた~、普段かこの順番で乾かしていましたか~??
まずは《手順1》の根元から乾かす!
まずこのとき大事なのはドライヤーを頭に向ける向きです。
根元を乾かしたいということは髪の中を乾かすという事ですので、髪の中にドライヤーの風を当てたいのでドライヤーの向きは下から当てましょう!
そうすると風が直に地肌まで届いて根元を効率よく乾かしてくれますよ!
この時のワンポイント!
お持ちのドライヤーに口にクチバシみたいな物が付いている方は外してください。
↓↓
こんな感じです。
このクチバシみたいなヤツはドライヤーの風をピンポイントに当てたい時(ブローをする時)に活躍するのですが、ただ乾かしたい時にはかえって乾かす効率を悪くしますので外すことをお勧めしますよ~。クチバシを外すと広い範囲に風を当てる事ができますので効率よく乾きます。
そして、《手順2》の毛先を乾かす!
根元が乾いたら次は毛先です。
なぜ、はじめに根元から乾かすといいますと、毛先は量を減らされていたり根元に比べてダメージもありますので乾きやすい状態になっています。なので、毛先よりも乾きにくい根元から乾かすと毛先を乾かしすぎずに済みます。
そして、やはりこの時も大事なのはドライヤーを当てる向きです。
ただ毛先の場合はどう仕上げたいかで2パターンありますのでご注意を!
髪のボリュームを抑えて乾かしたい方
↓
ドライヤーの向きは手グシを通しながら上から
髪のボリュームを出したい方
↓
ドライヤーの向きは手グシを通しながら下から
※フワフワしたい方は揉むように下から
こんな感じで乾かしいただくと毛先を乾かし過ぎず適度に潤いを残した状態で仕上げる事ができると思いますので是非実践してみて下さいね~。
こうした毎日のちょっとした気遣いで1カ月、2カ月、又は半年後の髪のダメージ具合が変わるかもしれませんよ~!
大変長い文章にお付き合いして頂きましてありがとうございました。
では今後とも宜しくお願い致します。
著 かみきり屋
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